ねこめし

アイドルが好きです

20190720 - 神様になったあなたへ

 

 今年もこの日がやって来ました。

 

 

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 毎年毎年、彼の誕生日をお祝いすることを建前に、ただのオタク特有の自分語りを繰り広げてしまっている気がします。気がするというか事実そうです。オタクなので。

 で、それが嫌になって記事を消して、その繰り返しなので、たぶんこの文章も数か月後には消えているんだと思います。まあ、でもせっかくの祝日(?)なので、過去の記憶も今日くらいはみとめようかな、という思いで、数年前に同じテーマで執筆していた記事を久しぶりにインターネットの海に放流することにしました。

 以下のリンクから読めます。

 

2016年 

hnuotk.hatenablog.com

 

 2017年

hnuotk.hatenablog.com

 

2018年

hnuotk.hatenablog.com

 

 基本的に人並みの人生しか歩んでいないので、さして面白い内容ということもないのですが、やっぱり過去の自分の文章を読むのは楽しいですね。まあその2億倍くらい羞恥心に襲われるのですが。なんしほぼポエムなので。

 

 なんだかんだと4年連続でこういうものを継続して書けているという点も、飽き性で根性なしのわたしからしたら奇跡みたいなことで、本当に及川さんの持つ魅力とか、パワーとか、人を掬い上げてくれる気持ちとかに、感謝しかありません。

 毎日毎日、及川徹さんという人物に出会って、人格に救われて、人生に見初められて、そうやって日々を生きていて、そういうところは一途にいられてよかったなあとおもいます。人の一生はそういう一日を繰り返していくことなのだと、わたしはわたしの愛する人にいつも教わっているので。

 

 及川さん、今日はどんな一日を過ごしますか。誰に出会って、誰に救われて、誰に見初められるのですか。あなたを追いかけていた、高校生だったわたしは、いつの間にかあなたの歳を追い越して、とうとう社会人と呼ばれるような立場になってしまいました。及川さん、それでもやっぱり、わたしはあなたのことが特別で、とてもとても、どうしようもないくらい、大好きなままでいます。

 

 

 新社会人になって数か月。「責任」、というものが、常にわたしの身体にせまっている、という感覚が、わたしを覆っています。「労働に従事する人間なのだから当たり前だ」「学生気分でいるのか」、と言われれば返す言葉もないのですが、やっぱり今の状況が、まだなんだか受け入れられていないままの幼い自分が、いまのわたしを宇宙から客観視しています。

 諸事情(2億パーセント自己責任です)で無い内定のまま大学を卒業し、運よく拾ってもらった会社でパート社員として働いていたところを、そのまま正規雇用にして貰いました。学生時代の実習もなあなあに済ませ、院試もビビってバックれたわたしの進路としては、申し分ないくらいの環境です。本当に恵まれているな、と痛感します。

 

 でも、それと同時に、ずっとずっと、逃げてしまっているな、という思いがあります。周囲の目から、理不尽な痛みから、誰かの愛情から。きっと世界はもっと優しいはずなのに。どうしたって、生きるのがあまりにも下手です。及川さんを好きになる前、好きになった瞬間、好きになってから。どの瞬間を切り取ってペーストしても、そう思わずにはいられなくて、時々何かでトリガーが外れると、そういう感情に呑みこまれて、全部を壊したくなります。

 

 そういうときに見る景色を、最近引っ越した新居に作りました。

 

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20代ワンルームひとり暮らし女オタクのガチ布団失礼

 最悪の写真ですみません(素直)。

 どこからどう見てもわたしのベッド周りなんですが、こんなものを飾って毎日祈っております(ガチです)。壁にある複製原画はだいぶ前に購入した春高予選のラストシーンで、わたし個人としてもとても思い入れのある一場面です。

 

 つまるところ、この類の記事の結論は、毎年、何回やっても同じなのですが――及川徹さんの頑張りに、何度でも救われている、という、確認をしたいのだと思います。辛くて、倒れかけて、家に帰って、祈って、眠って、目覚めて、また辛くて、倒れながら、祈って。そうやって、今年も日々を重ねられたら、それがいちばんの幸せなんじゃないかな、と。今は素直に、そう思います。

 何度書いても、何度告げても、何度伝えても、それしか思い浮かばないくらい、好きなんだと思います。好きで、好きで、好きだから、生きてゆけます。

 

 アイドルオタクを長く続けていると、アイドルに対して「それはあなたの考え過ぎなんじゃない?」「理想を押しつけ過ぎなんじゃない?」みたいな思想を持つ人をよく見かけて(単にファンとして過激であるという意味ではないです。断じて)、そういう人って、良くも悪くも、自分と推しの間に存在する哲学とか美学に従って生きている印象があるんですが、わたしの及川さんに対する感情もそれに近いものがあるなあ、という自覚があります。

 わたしにとって、及川さんはアイドルなのだと思います。アイドルといっても、ライブや音楽番組で歌って踊るようなアイドルではなくて、真に「崇拝の対象」という意味での、アイドルです。もはやそういう領域に到達しつつあるんです、わたしの感情が。笑

 

 何度倒れても、自分の可能性を信じて突き進む力。何度諦めかけても、また立ち上がる強さ。何度困難が訪れても、信じた仲間とそれを乗り越えるこころ。全て眩く、美しく、まっすぐに、わたしの胸に響きます。いつだって、何回だって。

 だから、こんな凡庸で、弱くて、醜いわたしでも、何回でも生まれ変わることができます。生きて呼吸をする度に、あなたの力を、想いを、勇気を、少しだけ分けてもらって、そうして、新しい自分でこの世界を戦っています。

 

 お誕生日おめでとうございます。

 たったひとりのちっぽけな人間から、世界を揺るがす愛をあなたに。

 

 

 

 てかさーあーもうやっぱりわたしこのひとに一番拗らせてんだな! 好きだな!笑